暑い夏に 暑さ忘れるオススメの一冊

太陽が照りつける夏が
近づいている。
今年は、世間の流れは「節電」でもあり、
一番、暑さの厳しい　正午１時から４時くらいまでの間
電気料金が値上がりするという
恐ろしい現実がつきつけられようとしている。

暑さを忘れるほど、面白い本があれば、
少しは気も紛れるであろう。

暑いことすら忘れるほど、夢中になれる
小説があるとするならば、
やはり、「宮部みゆき」か、「村上春樹」か、
そして、私の大好きな松本清張か。

昨年は、「松本清張」シリーズを
夢中で読んだ。

特に、「けものみち」は、
時間も忘れて、ご飯さえ忘れて、、
最後まで目が離せなかった一冊である。

ドラマ化され、テレビで放映もされたので、
知っている人も多いと思うが、
是非、小説でも読んでみてほしい。
また、ドラマとは違う面白さが堪能できる。
女として最高に色気のある「民子」
彼女の行きつく先を最終的に知った時、
同じ女性として、考えさせられるものが
かなりある。
初めて、私が「松本清張」の小説を読んだのは
高校生のときだったと思うが、
内容が刺激的で、強烈で、気分がかなり、
高まったことを覚えている。
大人になってあらためて読んでみると、
深い部分まで読み取ることができ、
人間がこの世で一番、恐ろしい獣であり、
危うさを秘めながら、生きていると
感じることができる一冊である。
この小説を読み始めたが最後、
きっと、暑ささえも忘れていること間違いなし。
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